株式会社 レガロキャピタル

投資対象物件の選定は、資産運用会社・信託銀行・金融機関・税務会計事務所・不動産仲介会社及び当社独自のルートを通じた対象地域の不動産市場へのアプローチから始まります。取得検討をする対象物件情報を正確に把握するため、市場調査と多角的な不動産投資評価によるデューデリジェンス（賃料水準、空室率、物件管理費用、修繕履歴、遵法性、心理的瑕疵等）のもと収益安定性、及び収益改善可能性を分析し、対象物件から生じる現在、及び将来の収益性とキャッシュフローの予測を行います。それらに基づき、投資適格かどうかの検証を行い、予定投資期間における不動産市場・金融市場の動向、税務会計を含む法令改正等の外部要因等も考慮し取得の決定を行います。

管理を受託した投資物件の「収益」及び「キャッシュフロー」を安定化、または最大化させるべく取得時の運用方針、若しくは、バリューアップ方針に基づき、高稼働率に向けたアクション、設備投資に伴う賃料改定、リノベーション・コンバージョン・解体再建築等を実施することで、投資物件の資産価値の維持・向上を行います。

不動産投資をする際には、金融機関からの借入によるレバレッジを行うことでエクイティの投資効率を高めることができます。不動産ファンド組成時の関連当事者である信託銀行、ノンリコースレンダー、税務会計事務所、弁護士事務所、プロパティーマネジャー、建物管理会社との利害関係調整及び契約書類作成を通じ、投資家のニーズ（レバレッジ水準や予定投資期間）に応じた最適なファンドスキームを構築します。

取得時の運用方針に即した投資物件の運用となっているかの管理・監督を行います。ファンドのキャッシュフロー計画作成・管理、投資家の要望に応じた会計方針の決定と履行モニタリングを行います。日々のオペレーションでは、不動産信託受託者となる信託銀行、並びに、SPCの事務受託者に対する指図を行います。